ナベヅル(ツル目ツル科) 全世界のほぼ9割といわれる約一万羽が集まる鹿児島県出水市と、少数が飛来する山口県熊毛町、高知県中村市を定期的な飛来地とする冬鳥。 (夏は,アムール川(ロシアと中国の国境)周辺やその北部などで子育てする) 出水市ではマナヅルとともに年々増加傾向にあり、越冬地が過密気味。 田畑や草原などで越冬。植物の種子や根茎、昆虫、魚などを食べるが、近年は多くを穀類などの給餌に頼っている。 つがいと幼鳥からなる家族群で行動。鍋の底のように体色が黒いためにその名がついたとおり、ツル類では最も体が黒っぽい。若鳥の頭部は黄褐色を帯びている。 特徴 頭部〜首が白く頭頂部は黒と赤。体は灰黒色。くちばしは黄色。雌雄同色。 鳴き声 クルルー、コロロー(響く声)。コーワッカ、コーワッカ(デイスプレイ時) 生息場所 水田、畑、河川。 大きさ 全長 ♂96p、♀92p 翼開長 150〜159p (撮影2005年11月17日) |
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