マナヅル(ツル目ツル科)
 鹿児島県出水市を主要な定期飛来地とする冬鳥で、その他の地方ではまれ。世界中に約5,000羽いるといわれていて、出水市の越冬数はおよそ、その半数にあたるといわれている。
水田や湿地などで越冬、ナベヅルよりも湿った環境を好む。食性はナベヅルとほぼ同じだが、出水市では、ほとんどが大麦などの給餌に頼っている。つがいと1〜2羽の幼鳥からなる群れで生活。夜はナベヅルと同じく、全個体が共同ねぐらで眠る。
(夏は、アムール川周辺で子育て
をする)

特徴 ナベヅルより頭ひとつ大きく、目の周囲が赤く、その周りには黒いリング。頭部、のど、首の後ろが白く、体は青灰色。足は淡紅色で、くちばしは黄色。
飛んだときは特に,背中の銀灰色が目立ちます。雌雄同色

鳴き声 キュルルー、コロロ、グルロー(少し濁った声)

生息場所 水田、畑、湿地。

大きさ 全長 ♂127p、♀109p
翼開長 160〜208p


  (撮影2005年11月16日)


羽ばたきのはこららからどうぞご覧下さい。
(撮影2007年11月13日)

もとのページに戻るには、ブウラウザの<戻る>をクリックしてください。