チョウゲンボウ
(タカ目ハヤブサ科)
 極地を除くユーラシアからアフリカ、アジアに分布。
日本では、主に東日本で繁殖する他、冬鳥として全国に渡来する。

特徴 雄の頭部は青灰色。目先から下へひげ状の黒斑がある。尾は青灰色で、先端付近に太い黒帯がある。背と翼上面は茶褐色で黒褐色の斑がある。下面は淡色で黒褐色の縦斑がある。
雌は、上面は茶褐色で、黒褐色の斑がある。
雄幼鳥は雌に似るが、腰の青灰色がより鮮やかな傾向がある。
ハヤブサ類の中で最も尾羽が長く見える。ひらひらとした羽ばたきとホバリング(停空飛翔)を行う。

鳴き声 キッキッキッ(繁殖期。非繁殖期はほとんど鳴かない)

生息場所 平地から山地の崖。冬は農耕地・アシ原・河川敷・荒地・牧草地。
本来は海岸や川岸、山地や丘陵等の崖の窪みを利用して集団で営巣。近年、市街地のビルのベランダなどに営巣する例が増えており、分布を広げている。
草原や田畑、川原、干拓地などの開けた場所で、杭や電柱からネズミやバッタ、小鳥を狙い、頻繁に停空飛翔を行い、急降下して捕らえる。

大きさ 全長 ♂33p、♀38p
      翼開長 69〜76p


  (撮影2005年12月19日)
 

(撮影200年1712月16日)

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