ミサゴ(タカ目タカ科)
 北半球全域、オーストラリア沿岸部で繁殖し、アフリカ、南アメリカで越冬する。
日本では、九州以北で繁殖し、北海道では夏鳥。

特徴 雌雄ほぼ同色。白と黒の2色にはっきり分かれて見える羽色。過眼線は黒褐色。冠羽がある。雄の胸の帯は、幅が狭いものや淡いもの、殆どないものもいる。
雌の胸の帯は幅が太く、褐色味が強い傾向がある。
幼鳥は背から肩羽、翼上面の各羽の羽縁はパフ白色。
飛翔時翼の幅が狭いため、細長く見える。低空飛行を良く行う。

鳴き声 キョッキョッキョッ、キーッ、ピッ

生息場所 猛禽類には珍しく魚食を専門とするので、海岸や大きな川、湖に住み、水面の上空を飛び回って獲物を探す。見つけると停空飛翔で狙いをつけ、頭を下げて脚を前に突き出し、鋭い爪のある足指を水に突っ込んで捕らえる。そのため脚部が発達し、羽毛でよく防水されているなど、魚食に適応している。
人気の無い海岸の岩棚、水辺に近い大木の上などに営巣する。

大きさ 全長 ♂55p、♀64p
      翼開長 157〜174p
  (撮影2005年11月23日)
  (撮影2006年02月18日)
  (撮影2006年03月24日)
 (撮影2008年09月23日)

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