カケス(スズメ目カラス科)
 ユーラシアの中緯度地域、北アフリカ、東南アジアに広く分布する。
日本では、留鳥として屋久島以北に分布する。冬季暖地に移動するものもいる。

特徴 全身は紫褐色で、黒い翼に青色の部分と白斑が目立つ。虹彩は白色。ごま塩模様の頭頂は、興奮すると冠羽状に立つ。
喉は白く、目先は黒い。雌雄同色。

鳴き声 ジェーッ(他の鳥の声を真似ることもある)

生息場所 低山から山地の良く茂った林。冬は平地の林でも見られる。
針葉樹に営巣することが多い。
林内で昆虫などの小動物を食べるほか、他種の鳥の卵や雛を襲うこともある。
秋にはナラやカシ類などのどんぐりや、カキなどの果実を好んで食べる。このどんぐりを、冬に備えて落ち葉の下などに埋め込んで貯える習性がある。
秋が深まると、数羽〜十数羽の群れで、山麓や低地に移動して越冬するものも多い。

大きさ 全長 33p  
      翼開長50p

   (撮影2005年12月17日) 
 
  (撮影2017年05月23日)

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