(撮影2006年01月26日)
オオジュリン
  (スズメ目ホオジロ科)
 ヨッロッパから東はレナ川上流域、アムール、カムチャッカ、サハリン、千島で繁殖し、北方のものは冬季アフリカ北部、西南アジア、中国南部などに渡る。
日本では、東北以北で繁殖し、冬季南方や暖地へ移動する他、全国に冬鳥として渡来する。

特 徴 雄夏羽は頭部が黒く、頬線と顎線の間の線は白い。後頸は白い。上面は赤茶色で、黒褐色の縦斑がある。小雨覆は赤褐色。腰から上尾筒は淡褐色。尾は中央1対の尾羽のみ褐色。他5対は黒褐色で、外側2対に白斑がある。下面は白く、脇に褐色の縦斑がある。嘴は灰褐色で、上嘴と下嘴の色の違いはハッキリしない。足は黒褐色。
雄冬羽と雌は上面が淡褐色。

鳴き声 地鳴きチッ、チッ。
囀り、チュリージュリーチュリー

生息場所 繁殖期は平地の湿原。非繁殖期はアシ原。
アシ茎の斜めに止まったり、上下にずれるように移動したりしながら、ガの幼虫やカイガラムシ類などの昆虫を捕らえるほか、地上でも歩きながら捕食する。地上の草株の根元で椀形の巣を作る。

大きさ 全長 16p
      翼開長 25p   

(撮影2009年02月23日)

(撮影2009年03月09日)

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