(撮影2006年02月11日) 
コミミズク(フクロウ目フクロウ科)
 アイスランド、イギリス、スカンジナビアからロシア、北アメリカ北部、西インド諸島、南アメリカ南部、ハワイ諸島、ガラパゴス諸島で繁殖し、ヨーロッパ、アフリカ東部、インドから中国、北アメリカ中南部で越冬する。
日本では、冬鳥として全国に渡来するが数は少ない。

特 徴 雌雄ほぼ同色。全身淡褐色、又は黄褐色。羽角は短く、殆ど見えないこともある。顔は淡褐色で眼の周囲は黒褐色だが、模様は変異が大きい。上面は黒褐色で、淡褐色の切れ込み模様がある。体下面は淡褐色で、黒褐色の縦斑がある。縦斑は上胸で太く、下腹に向かうにつれ細くなる。虹彩は黄色。飛翔時、翼端と翼幅は細長く、翼の後縁は淡褐色。外側初列風切先端は黒褐色で、淡褐色の斑がある。翼上面の初列風切基部は橙褐色。下部大雨覆先端に黒褐色部がある。

鳴き声 越冬期はほとんど鳴かない。

生息場所 草地、農耕地、埋立地。
日本のフクロウ類では珍しく、海沿いの干拓地や川岸のアシ原など、広い草原などで生活し、林の中には住まない。夕方から活動を始め、草原の上を飛んで主にネズミなどを捕らえる。昼間は草原のねぐらで休んでいるが、カラスなどに追われると、ふわりと音もなく飛び立って逃げる。ねぐら周囲にはペリット(不消化物を口から吐き出かたまり)がたくさん落ちている。

大きさ、全長 38p、翼開長 99p
この日は16時半頃姿を見せました。
羽音もさせずゆらゆらと飛んで来て旋回して獲物を探します。
(撮影2009年03月1日)
運良く近くに止まってくれました。
個体によって警戒心が違うようです。
地面に降りて獲物を捕まえたようです。
獲物は鼠でした。
もう1羽白っぽい個体が飛んできました。
こちらは警戒心が強いようでした。
昨年と違って周囲に草が伸びて撮影すると殆ど背景にピントを撮られてボケ画像を量産しました。(-_-;)
(撮影2010年01月27日)
今年はこの場所には2羽しかいないようです。2羽一緒の証拠画像です。(*^_^*)
(撮影2010年01月27日)

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