ミソサザイ
(スズメ目ミソサザイ科)
 ヨッロッパ、アフリカ北部、中近東、中央アジアからロシア極東南部、カムチャッカ、千島、サハリン、朝鮮半島、台湾、北アメリカ西岸及び東部で繁殖し、北方のものは冬季南方へ移動する。
日本では、留鳥として大隈諸島以北で繁殖する。冬季に暖地に移動するものもいる。

特 徴 雌雄同色。ほぼ全身が茶褐色で、黒褐色の横斑がある。尾は短い。眉斑は淡褐色で細い。

鳴き声 
 地鳴き チャッ、チャッ。
 囀り チルルーツー、ピャピャなど。

生息場所 山地から亜高山の渓流沿いの林。茂み・岩の間、倒木の陰など暗い所を好む。囀るときは目立つ場所に出る。
コケの多い岩場や倒木、渓谷の急斜面などを移動しながら、地表付近で昆虫やクモなどを活発に探しつついて食べる。つがいか、一夫多妻で繁殖し、コケを集めて木の根などに球形の巣を作る。良く通る美しい声でさえずる。

大きさ 全長 11p、翼開長 16p

(撮影2007年03月04日)
虫を銜えて振り回していました。(撮影2007年03月13日)

もとのページに戻るには、ブウラウザの<戻る>をクリックしてください。