ヤツガシラ (ブッポウソウ目ヤツガシラ科) ヨーロッパ南部及び中部、アフリカ、南アジアからインドシナ、中国、ロシア沿海地方に分布し、熱帯以外のものは冬季南に渡る。 日本では数の少ない旅鳥として全国で記録がある。南西諸島では春に通過する。 特 徴 雌雄ほぼ同色。頭に長い冠羽があり、開くと扇状になる。翼と尾は黒褐色と白色の横島模様。頭部・上背・胸は橙褐色。下腹は白く、脇に黒褐色の縦斑がある。嘴は細長く、下へ少し湾曲する。 鳴き声 囀り ポゥポゥポゥ 生息場所 平地の開けた草地、農耕地。 春(3、4月)と秋(9、10月)の渡りの時期に旅鳥として日本に飛来するが稀。春に多く見られることが多い。大きな冠羽と長いくちばしが特徴的。興奮したり、驚いたりすると、冠羽を立てる。1羽でいることが多く、畑や草地を歩き、くちばしで地面をつつきながらアリやバッタなどの昆虫や、ミミズなどを食べる。 主に樹洞に営巣するが、建物の隙間なども利用する。 大きさ 全長 27p 翼開長 44p (撮影2006年03月24日) |
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(撮影2009年10月28日 |
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