タヒバリ(スズメ目セキレイ科)
 北半球の中・高緯度地方で広く繁殖し、冬季は温暖な低緯度地方に渡る。
日本では、冬鳥として全国に渡来するが、積雪のある地方では越冬しにない。

特徴 雌雄同色。頭上から背は灰褐色。不明瞭な黒褐色の縦斑がある。下面は淡赤橙色。眉斑はやや不明瞭。後趾の爪は湾曲しやや長い。
冬羽は頭上から耳羽、背にかけてオリーブ褐色。下面は白く、褐色で細めの縦斑が密にある。

鳴き声 さえずり 「チッチッチィー」 地鳴き「ピッピッピッ」

生息場所 農耕地、草地、埋立地、河原、湿地、池沼畔。
ハクセキレイやキセキレイに比べると、畑などの比較的乾いた環境を好む性質がある。主に地上を歩きながら採食し、イネ科やタデ科などのこぼれ落ちた種子や、昆虫などをよく食べる。単独か、小群でいることが多いが、まれに数百羽の大群で現れることもあるという。

全長 16p 翼開長 26p

  (撮影2006年03月30日)
 (撮影2007年04月08日)
(撮影2007年11月13日)

 (撮影2008年11月12日)

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