(撮影2006年09月21日)
サシバ(タカ目タカ科)
 ロシア沿海地方、中国北東部、朝鮮半島で繁殖し、中国南部、東南アジアで越冬する。
日本では本州、四国、九州に夏鳥として渡来する。南西諸島で越冬する。秋の渡りの時期に愛知県伊良湖岬、鹿児島県佐多岬などを多数が通過することが知られている。

特徴 雌雄ほぼ同色。雄の淡色型は眉斑が不明瞭なものが多く、頬は灰色味が強い。頭上以下の上面は茶褐色。喉は白く、中央に黒褐色の縦線が1本ある。胸は茶褐色の幅広い斑があり、帯状に見える。腹は白く、茶褐色の横斑がある。
雌は一般に白い眉版が明瞭で、頬の灰色部の範囲は狭い。胸の茶褐色の斑が目立つ。
幼鳥は上面がやや暗色で胸、腹に茶褐色の縦斑があり、脇には黄斑がある。
暗色型は、全身黒褐色。風切と尾下面は淡灰色で、暗褐色の横帯がある。

鳴き声 「 ビックイー」または「キンミ」等

生息場所 低山から山地の林、林縁、農耕地。

大きさ 全長♂47p、♀51p。      翼開長105〜115p。  

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