♀ (撮影2006年10月31日)
ノジコ(スズメ目ホオジロ科)
 繁殖地としては日本のみが知られ、台湾、中国南部、フィリッピン北部で越冬。
日本では、夏鳥として本州(青森から兵庫)に渡来し繁殖するが、局地的。本州西部以南では冬季の記録もある。

特 徴 雄は頭から後頭は灰緑色。アイリングは白い。目先は黒っぽい。背は暗灰緑色で、暗褐色の縦班がある。大雨覆および中雨覆の先端は汚白色で、翼の2本の帯となって見える。腮と喉は黄色。胸以下の下面は汚黄色、脇に灰緑色の縦斑がある。尾は中央1対の尾羽のみ淡い栗褐色で軸斑が黒褐色。他5対は黒褐色で、外側2対に白斑がある。嘴は灰色。
雌は、頭部の緑色味が少なく、目先は黒くない。下面の黄色味は淡い。

鳴き声 さえずりは「チョンチョイピーピリッピッ」地鳴きは金属的な「ヅッ、ヅッ」

生息場所 低山から山地の落葉広葉樹林、針葉樹林、明るい林を好む。

大きさ 全長14p、翼開長21p

 

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