ベニマシコ(スズメ目アトリ科)
 中央シベリア南部、モンゴル北部、中国東北部及び中部、ウスリー、サハリンで繁殖する。
日本では北海道、本州北部の一部で夏鳥として繁殖し、北海道では少数が冬季も見られる他、本州、四国、九州に冬鳥として渡来する。

特徴 雄の夏羽は頭上・耳羽・喉が白く、黒褐色の縦斑がある。
額・眼先・背・下面は深紅色。背に黒い縦斑がある。大雨覆及び中雨覆の先端に白斑があり、2本の翼帯となって見える。尾は黒くて長く、外側尾羽2〜3枚に白斑がある。嘴は灰色で、太く短い。
雄冬羽は全体にバフ色味が強く、下面はやや淡い紅色。嘴は淡灰色。
雌は、全体に褐色で黒褐色の縦斑がある。

鳴き声 囀りはチュルチュルチィ、フィッフィッ。地鳴きはフィッ、フィッ、ピッポポッ。

生息場所 平地から山地の草地、林縁、裸地、アシ原。

大きさ 全長 15p、  翼開長 21p      (撮影2009年01月06日) 

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