ケリ(チドリ目チドリ科)
 モンゴル東部、中国東北部で繁殖し、冬季は中国南部、インドシナ北部へ渡る。
日本では、近畿以東の本州で繁殖。本州中部で繁殖するものは留鳥だが、北部のものは冬季暖地に渡る。
四国、九州、南西諸島では数少ない冬鳥。

特徴 ほっそりとした体形。青灰色の頭部。嘴は黄色く、先端は黒。胸に黒い帯。飛ぶと翼と尾に鮮やかな白黒模様が出る。長くて黄色い足。体表面は茶褐色。

鳴き声 ケッ、キリッ、キリリリ(警戒時)。鳴き声が名前の由来。

生息場所 水田、畑、草地で繁殖・採餌をする。内湾の干潟に出ることもある。
        採食、営巣とも地上で行い、昆虫や両生類などを食べる。警戒心が強く、人や犬、猛禽類などの侵入者に対しては、上空を旋回して急降下の集団攻撃をしかける。

大きさ 全長 34p〜37cm  翼開長 75p        (撮影2009年02月10日)            

               (撮影2010年02月21日)

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