(撮影2005年02月20日)
オナガガモ(カモ目カモ科)
 ユーラシア大陸北部・北アメリカ北部で繁殖し、冬季はユーラシアおよび北アメリカの温帯から熱帯域・アフリカ北部で越冬。
日本には冬鳥として北海道から南西諸島まで数多く飛来する。

特徴 頭部はチョコレート色。頸はチョコレート色の縦線がある。背と脇は灰色。中央尾羽は黒色で細長い。下尾筒は黒くその前に黄色の斑がある。嘴は黒く、両側は青灰色。飛翔時翼後縁が白い。緑色の翼鏡。
雌は全身が褐色で黒褐色の斑がある。嘴は全面が一様に黒い。尾も雄ほどに長くない。
雄エクリプスは雌に似るが、嘴の両側は青灰色。

鳴き声 雄は「ピル、ピル」または「キシーン、キシーン」など幾つかの違う声を出す。
雌は「クワッ、クワッ」

生息場所 湖沼、池、河川、内湾など。
尾が長い淡水ガモで、雄の尾は特に長い。採食するときには、体がふれ合うほど密集しても気にならないようで、他のカモ類に餌付けをしていても、次第にオナガガモが増え、オナガガモばかりになってしまうことがある。首が長く他種には届かない深い水底の水草も食べることが出来る。

大きさ 全長雄75p、雌53p、       翼開長 73〜94p

(撮影2005年02月22日)

(撮影2005年03月09日)
 ♂(撮影2005年11月13日)
 ♀(撮影2005年11月23日)

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