シマアジ(カモ目カモ科) ユーラシア大陸北部及び中部で繁殖すし、アフリカ、インド、東南アジアで越冬。 日本では、北海道根室市と愛知で繁殖例があるが、主に旅鳥として春と秋に通過する。南西諸島では越冬するものもいる。 特徴 顔は赤紫色を帯びた褐色で、太い白の眉班がある。やや長めの黒い嘴。背と胸は黒褐色で小さな斑が散在。胸は白く、細い黒の波状斑がある。肩羽は白と黒と青灰色の模様で、細長い飾り羽となっている。飛翔時、翼上面は雨覆の青灰色と、緑色の翼鏡の上下の白線が目立つ。 雌は全身褐色で、黒褐色の斑がある。顔には汚白色の眉斑と黒褐色の過眼線、さらにその下にもう1本の汚白色の線がある。雨覆は灰褐色。 雄エクリプスは雌に似るが、雨覆は青灰色。 鳴き声 ギェー、ギェー。 生息場所 湖沼、河川、内湾、南西諸島では海岸でも見られる。 大きさ 全長 37〜41p。 翼開長 58〜69p (撮影2010年04月21日) |
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