アカハシハジロ(カモ目カモ科)
 北アメリカ北部で繁殖し、北アメリカ中部からメキシコ、西インド諸島で越冬。日本には毎年少数が冬鳥として飛来。記録は北海道から南西諸島まで全国各地である。

特徴
 頭部は淡い黄白色で、眼の周囲から後頭に幅広い緑色の帯がある。頬には黒い小班が散在。胸、脇、背はぶどう色。嘴は青灰色で先端は黒い。黒い下尾筒。鉛色の足。飛翔時、翼上面の雨覆の白が目立つ。腋羽は白い。緑色の翼鏡。
雌は全身が赤褐色だが、頭部は赤みがなく淡い。雨覆も灰褐色。ただし大雨覆は白っぽく見える。
雄エクリプスは雌に似るが、雨覆は白い。

鳴き声 雄はピュー、ヒュウ。雌はクワッ、クワッ。

生息場所 湖沼、河川、内湾。

大きさ   全長 45〜56cm  翼開長  76〜89cm        (撮影2011年03月23日)


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