ホオジロガモ(カモ目カモ科)
 ユウラシア大陸および北アメリカ北部で繁殖し、ヨッロッパ、ペルシァ湾、カムチャッカから中国東部、アラスカから合衆国中部で越冬。
日本では冬鳥として九州以北に飛来。北日本では多い。

特徴 頭部は緑色光沢のある黒色で、嘴の基部と眼の間に楕円形の大きな白斑がある。
胸と腹は白い。背は黒く、肩羽白い。上尾筒、下尾筒は黒い。嘴は黒い。虹彩は黄色。飛翔時、翼上面は雨覆と次列風切が四角く、白く、他は黒い。翼下面は次列風切のみ白い。
雌は頭部が褐色。白い首輪があり、背は褐色、体下面灰褐色。嘴は黒く、先端はオレンジ色。翼上面には白色部に2本の細い黒の横線が入る。
雄エクリプスは雌に似るが、嘴にオレンジ色の部分はない。

鳴き声 雄は繁殖期にクィ、リーク、クィ、リークと鳴く。雌はクワッ、クワッ、クワッと鳴く。

生息場所 内湾、大きな湖沼、河川、港。


大きさ、全長 42〜50p   翼開長 65〜80p

 (撮影2011年12月27日)

 (撮影2012年01月18日)