オオカラモズ(ススメ目モズ科)
 ウスリー、モカゴル、中国北東部で繁殖し、冬季は中国南東部、朝鮮半島に渡る。
日本では、数の少ない冬鳥として本州、四国、九州で記録がある。日本海側及び西日本での記録が多い。

特徴
雌雄はほぼ同色。頭上、背、腰は灰色。過眼線は黒い。初列風切及び次列風切の基部と、次列風切及び三列風切の先端が白く、静止時に二つの白斑となって見える。
尾は黒くて長い。外側尾羽の2対は白い。喉以外の下面は白い。尾を円を描くようにしてよく振る。初列風切の突出は長い。

鳴き声 キィ キィ キィ

生息場所 
広い草原、農耕地、干拓地。繁殖期以外は、単独で生活するものが多い。電線や枯れ枝、杭等にとまったり、低空飛行をして獲物を探す。
食性は動物食で主にネズミ等の小型哺乳類を捕食する。また昆虫類や小型の鳥類も捕食する。

大きさ、全長 30〜31p

 (撮影2012年01月11日)
 (撮影2014年32月10日)