♂ (撮影2005年05月20日自宅)
モズ(スズメ目モズ科)
 サハリン・ウスリー・中国北東部・朝鮮半島・中国甘粛省で繁殖し、北方のものは冬季南方に移動する。
日本ではほぼ全国で繁殖するが、積雪地のものは冬には暖地へ移動する。南西諸島では大島諸島で繁殖しているほかは、稀な冬鳥または旅鳥。

特徴 雄は頭上は茶褐色。後頸から腰は灰色。眉斑は淡褐色。過眼線は黒い。初列風切の基部に白斑があり、静止時も目立つ。尾は黒褐色で長め。喉は淡褐色、胸以下の下面は橙褐色。
雌の下面には黒褐色の波状横斑がある。過眼線は黒褐色。初列風切基部の白斑は小さいか、ない。尾を円を描くようによく振る。

鳴き声 初秋から行う囀り(高鳴きという)は、「キィー、キィーキィー、キィー」「チキチキチキ」「ギュン、ギュン」
いろいろな鳥の鳴き声を真似するので「百舌」の名がある。

生息場所 平地から山地の公園、明るい林、林縁、農耕地。
普段は単独で行動する。枝などから見張りをし、地上で昆虫やカエルなどを捕らえる。
獲物を小枝などに刺す「はやにえ」は、特に秋に行う。低木に椀形の巣を作る。

大きさ 全長20p、翼開長27p

幼鳥 (撮影2005年07月31日)
♂(撮影2005年11月20日)
♂(撮影2005年12月03日)
♂(撮影2005年12月03日)
♀(撮影2006年12月05日)
はやにえ
(撮影2007年11月11日)

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