タマシギ(チドリ目タマシギ科) インドから東南アジア、中国、アフリカ、オーストラリアに分布。 日本では本州中部以南で繁殖。留鳥だが、冬季はより南へ渡るものもいる。 特徴 眼の周囲にまが玉形の貴褐色の斑。貴褐色の頭央線。胸から肩に向かって白色部が食い込む。背の両脇に貴褐色の線がある。淡紅色の長い嘴は先端付近で下方に少し曲がる。翼を広げると上面、下面ともに水玉模様がある。翼先端は丸い。 雌は頭から上胸が赤褐色で、下胸は黒褐色。体上面は暗緑褐色。 多くの鳥とことなり、♀の方が羽色が鮮やか。 タマシギは雄が抱卵から育雛まで行う。ひなは黒い頭央線と過眼線をもつ。嘴は雛のうちから下方に少し曲がる。 鳴き声 繁殖期雌は、コォーッ、コォーッと10回以上続けて鳴く。鳴き初めにウゥー、ウゥーとこもった声を出すこともある。 生息場所 水田、湿地、河川の岸。 大きさ 全長 23〜28p 翼開長 50〜55p |
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