(撮影2005年10月15日)

♂ (撮影2005年10月12日)
ホシハジロ(カモ目カモ科)
 ヨーロッパ中東部からバイカル湖周辺にかけて繁殖。冬季はヨーロッパ、北アフリカ、中近東、インド、中国東部に渡る。
日本では北海道東部で繁殖記録があるが、大部分は冬鳥で、全国に広く記録がある。

特徴 赤褐色の頭と頸。黒い胸。背と腹は灰色。上尾筒と下尾筒は黒い。嘴は黒く、中ほどは鉛色。鉛色の足。飛翔時、翼上面に灰色の翼帯が出る。
雌は全身が褐色で、眼の周囲と後に淡色の線がある。虹彩は褐色。
雄エクリプスは雌に似るが、虹彩は赤い。

鳴き声 「クルル、クルル」または「クルッ、クルッ」

生息場所 湖沼、河川、内湾。
 潜水して食物を捕る海ガモだが、市街地の公園でも姿が見られる。淡水域を好み、海に出ることは少ない。数羽から数十羽の群れで暮らす。採食は主に夜間行い、植物質をよく食べる。潜る深さはキンクロハジロより浅いが、潜水時間は長い。他種のハジロ属と同様、体を後ろにそらせるなどのデイスプレイを行う。

大きさ 全長 雄48p、雌43p、翼開長 71〜80p

左下が♀ (撮影2005年10月15日)
♂ (撮影2005年10月15日)
 ♂の羽ばたき

  (撮影2005年10月18日)


  (撮影2005年10月18日)
♀の羽ばたき

  (撮影2005年10月18日)

もとのページに戻るには、ブウラウザの<戻る>をクリックしてください。