ツクシガモ
(ガンカモ目ガンカモ科)
 ヨーロッパ中部の沿岸、アジア中央部で繁殖し、ヨーロッパ南部、北アフリカ、インド北部、中国東部、朝鮮半島で越冬。
日本では西日本、特に九州北部で越冬。東日本では稀。

特徴 頭と頸は緑色光沢のある黒。胸から腹は白く、胸から背を赤褐色の太い帯が取り巻く。背から腰は白い。飛翔時、翼上面は雨覆いは白。風切は黒。次列風切は緑色光沢を帯びる。翼下面も雨覆の白と風切の黒のコントラストが鮮やか。赤い嘴。ピンク色の足。白い尾。先端は黒い。腹中央に立ての黒帯。繁殖期の雄は上嘴基部にこぶがある。幼鳥は後胸の赤褐色の帯がない。

鳴き声 「エァッ」「アッツ」

生息場所 干潟。
九州への渡来が圧倒的に多く、有明海は定期渡来地であったが、1971年1月から曽根海岸に渡来を始め、その後毎年定期渡来地となった。特に1991年には345羽、92年260羽、93年には400羽と急増し、全国一の渡来地となってきた。

大きさ 全長 58〜67p。
翼開長 110〜133p

   (撮影2006年01月17日)

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