(撮影2005年04月06日) |
ハシビロガモ(カモ目カモ科) ユーラシア大陸北部、北アメリカ北部で繁殖。冬季は南ヨーロッパ、北アフリカ、インド、東南アジア、中国南部、北アメリカ南部で越冬。 日本では少数が北海道で繁殖するが、大部分は冬鳥として飛来して、全国で広く越冬する。 特徴 幅広くて長い黒い嘴。頭部は黒緑色。白い胸、腹は栗色。下腹の脇は白。上尾筒と下尾筒は黒。白い尾。黒い背。飛翔時、青灰色の雨覆が目立つ。黄色の虹彩。 雌は全身が褐色で黒褐色の斑がある。虹彩は褐色で、雨覆は灰色。 雄エクリプスは雌に似るが虹彩は黄色く、雨覆は青味が強い。 鳴き声 「クェッ、クェッ」 生息場所 湖沼、河川、干潟。 カモの仲間は、くちばしの縁がくしの歯のようになっていて、食べ物をこし取って食べるが、ハシビロガモのくし歯は非常に細かく、他種が利用できないほど小さなプランクトンや草の実も食べる。数羽から十数羽の小群で暮らす。 大きさ 雄51p、雌44p、翼開長 72〜84p (撮影2006年01月17日) |
♂(撮影2006年03月17日) | |
♀(撮影2006年03月17日) | |
(撮影2006年03月17日) | |
(撮影2008年02月19日) |
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