♂(撮影2005年03月06日自宅)
クロジ(スズメ目ホオジロ科)
 カムチャッカ南部、千島、サハリンで繁殖し、冬季は中国東部へ渡る。
日本では、本州中部以北で繁殖し、冬季は南方や平地に移動する。本州中部以南には冬鳥として渡来する。

特徴 雄は全体に灰黒色。背以下の上面には黒褐色の縦班がある。尾に白斑はない。(幼鳥では最も外側の一対の尾羽に白斑があるものもいる。野外では見えにくい)。
雌は全身バフ色味がかった褐色。腰は茶褐色。

鳴き声 さえずりは涼しげな「フィーチョイチョイ」地鳴きは「ヅッ、ヅッ」

生息場所 繁殖期は亜高山の落葉広葉樹林、針葉樹林。
非繁殖期は平地から山地の照葉樹林、針葉樹林の林床。
 暗い林に住む黒っぽい鳥。ふだんは低木林の地上で種子などを食べている。繁殖期に雄は、他の雄とさえずりあいながら地上を歩いたり、空中に飛び上がったりして縄張り争いをする。やがて縄張りが決まると、椀形の巣をつくる。

大きさ 全長 17p、
      翼開長 26p

(撮影2005年04月03日自宅)
(♀撮影2006年04月06日)
雌は黄褐色の頭央線と眉班、茶褐色の腰。

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