ジョウビタキ(スズメ目ツグミ科)
 シベリア南部ウスリー、モンゴル東部、中国北部、チベット南西部で繁殖し、冬季はインド北東部からインドシナ北部、中国南部、台湾に渡る。
日本では、冬鳥として全国に渡来する。北海道では過去に繁殖例がある。

特 徴 雄の頭上と後頭は灰白色。顔は黒い(喉に白斑のあるものもいる)。背は黒褐色。次列風切基部が白く、白斑となって目立つ。尾は中央の1対のみ黒褐色で、他の5対は赤褐色。胸以下の下面は赤橙色。
雌は全体に灰褐色で下面色が淡く、腰・上尾筒・下腹・下尾筒は赤橙色。翼の白斑は生りも小さい。
冬鳥でおじぎをするように頭を下げ、尾を振る動作をよく行う。

鳴き声 「ヒッヒッ」「カッカッ」と鳴く。ルリビタキに似る。

生息場所 平地から低地の庭・公園・林縁・農耕地・草地。
市街地でも良く見られる。単独で行動し、渡来直後はアンテナのような高いところで「ヒッヒッ」と鳴きねなわばりを宣言したり争ったりしている。
春の渡りの時期、日本海側ではつがいになっているものが多い。

大きさ 全長 15p、翼開長 22p
♀(撮影2005年11月07日)

(撮影2005年12月11日自宅)

(撮影2006年03月06日自宅)
♀を自宅で見たのは初めてだった。
(撮影2006年03月25日自宅)
♂(撮影2007年02月05日)
 
(撮影2007年12月10日自宅) 

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