ゴイサギ(コウノトリ目サギ科)
 ユーラシア大陸の恩熱帯区・サハラ以南のアフリカ・インドネシア・カナダ南部以南の南北アメリカに分布。
日本では、本州・中国・四国・九州で繁殖。留鳥のものと、冬季南下するものとがいる。南西諸島では冬鳥。北海道でも記録されることがある。

特徴 頭上と背は緑黒色。体下面・顔・頸は白い。翼は全面灰色。黒い嘴。黄色い足。繁殖羽では後頭に白い冠羽が2本出て、足は赤味を帯びる。雌雄同色
幼鳥(俗にホシゴイと言われる)は、全身褐色で、上面には黄白色の斑が散在し、下面には縦班が並ぶ。

生息場所 竹林や薄暗い林で休み、湖沼・河川・海岸・水田で餌をとる。
夜行性で、昼間は水辺近くの茂みで集団で休んでいる。夕方になると採食場に向かい、魚類やザリガニなどを待ち伏せて捕らえる。夜明けにねぐらにに戻る。
夜間、カラスに似た声で鳴くため、「ヨガラス」の別名をもつ。
コロニーをつくって繁殖し、枝を積み重ねた皿形の巣が1本の木にいくつもかけられる。

鳴き声 「ゴァ」または「クワッ」

大きさ 全長 58〜65p、
 翼開長 105〜112p
 (撮影2005年04月04日)
   (撮影2005年08月29日)
幼鳥(第1回夏羽)
ホシゴイと呼ばれる。
  (撮影2006年05月14日)
集団コロニーで親鳥と幼鳥たち(撮影2006年07月09日)
(撮影2009年12月21日)

(撮影2010年07月08日)

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