スズガモ(カモ目カモ科)
 ユーラシア大陸北部、北アメリカ北部で繁殖し、ヨーロッパ、カスピ海、ペルシャ湾、ウスリー、中国東北部、北アメリカ西海岸及び東海岸で越冬。
日本には、冬鳥として全国に渡来する。越夏する個体もいる。

特徴 頭から胸と体上面は黒い。頭には紫色光沢があり、眼より前方がもっとも盛り上がる。背は白地に細い黒の波状斑があるため灰色に見える。上尾筒と下尾筒は黒い。翼上面に幅広い白帯がある。脇と腹は白い。青灰色の嘴。先端は黒い。虹彩は橙黄色。
雌は、全身褐色で、嘴基部に幅広い白斑がある。
雄エクリプスは生殖羽に比べ全身が褐色味を帯びている。

鳴き声 雄は「ククー」雌は「クルル、クルル、クルル」

生息場所 内湾、港、入り江など。
内湾や入り江など。波の静かな海面で大群をなす海ガモ。
日中は安全な水面で休んでいる。夜になると3〜4mの深さに潜りねガッチリとした嘴で、海底の二枚貝などを捕る。貝類は丸呑みし、砂嚢で砕いて消化する。求愛デイスプレイは、ホシハジロに似ている。

大きさ 全長 雄47p、雌43p、翼開長 74〜80p

見られる時期 10〜4月
   (撮影2005年04月06日)
♀渡りの時期には少し早いし、越夏したもののようだ。
  (撮影2005年08月22日)
♀(撮影2005年10月12日)
突然の飛び立ち、ピン甘ですが・・・  (撮影2015年01月19日) 

もとのページに戻るには、ブウラウザの<戻る>をクリックしてください。