(撮影2005年04月14日)
イカル(スズメ目アトリ科)
 ロシアのアムール、中国東北部で繁殖し、大陸のものは冬季中国南部へ渡る。
日本では九州以北で繁殖し、北のものは冬季暖地に移動する。

特徴 雌雄ほぼ同色。頭部は雌雄とも青い光沢のある黒。体は灰色味が強い。腰は灰色。初列風切中央に白斑がある。嘴は黄色で、太くて大きい。幼鳥は全体に褐色味が強く、頭部で黒いのは眼および嘴の周囲のみ。

鳴き声 さえずりは「キーココキー、キキココキー」聞きなしは「月日星」「お菊二十四」「箕笠着い」など。地鳴きは「キョッ、キョッ」と鳴く

生息場所 平地から山地の針葉樹林、落葉広葉樹林。冬季は市街地の公園、墓地などにも現れる。
 黄色の大きな嘴で、木の実を割って食べる。非繁殖期は小群になり、明るい林で暮らす。畑で大豆などを食べることもあるため、
豆回し」の地方名もある。繁殖期は低山の落葉広葉樹林で暮らし、木の実と昆虫類を食べる。なわばりを作るが、巣の周囲しか守らないので、別の巣が隣接することもある。

大きさ 全長 23p、翼開長 33p

見られる時期 一年中(寒地では4〜10月)
30m位先の柿の木に5〜6羽位が止まったので、撮影してみたらイカルだった。

(撮影2005年04月18日)
正面はこんな顔です。
  (撮影2005年04月18日)

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