オシドリ
(ガンカモ目ガンカモ科)
 中国東北部、朝鮮半島、沿海州、サハリン、北海道、中部以北の本州で繁殖。冬季は本州以南で越冬。

特徴 頭は扁平で、後頭に冠羽がある。頭上は暗緑色。光によって栗色に見える。眼の周囲から後に勾玉形の淡黄色の斑。頬の羽は長くて栗色。胸は紫色を帯びた褐色。側胸に黒と白の帯が2本ずつある。三列風切の1枚がオレンジ色の帆のように立つ「銀杏羽」となっている。赤い嘴。先端は白い。オレンジ色の足。
雌は、全身灰褐色で、嘴は灰黒色。眼の周囲から後頭に向かって白い線がある。雄のエクリプスは雌に似るが、嘴は赤い。

鳴き声 雄は「ケェッ、ケェッ」または「ウイップ」、雌は「クァッ」。

生息場所 山間の湖沼や渓流。冬季は平地の湖沼、公園の池にも飛来。
 仲の良い夫婦のたとえに使われるが、ほかのカモ類と同様に、毎年新しくつがいをつくる。
主に植物質を食べ、とりわけドングリを好む。
休むときには枝に上がるため、山間の広葉樹が覆いかぶさるような薄暗い水辺にすみ、開けたところではあまり見れない。
樹洞に枯れ草と羽毛を敷いて巣をつくる。

大きさ 全長 雄48p、雌41p、、翼開長 70〜77p

   (撮影2005年11月14日)
以下は2010/01/22撮影
番?
飛翔
飛翔
以下は2011/08/24撮影♂エクリプス

(撮影2012年02月26日)

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