(撮影2005年05月14日)
オオヨシキリ
(スズメ目ウグイス科)
 イギリスとスカンジナビア及びアイスランドを除くヨーロッパ、アフリカ北部、中央アジア、ロシアのアムール川流域、サハリン、中国東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季はアフリカ・インド北東部、インドシナ、インドネシア、フィリッピン、ニュギニアへ渡る。
日本では、夏鳥として九州以北に渡来する。南西諸島では越冬例がある。

特徴 雌雄ほぼ同色。上面はオリーブ褐色。眉斑は淡褐色。下面は淡褐色で、胸に黒褐色の細い縦班が少しある。尾はやや長く、角尾。嘴は黒褐色で長め。下嘴基部は橙褐色。嘴毛が目立つ。

鳴き声 「ギョギョシ、ギョギョシ、ケケシ、ケケシ」

生息場所 平地から山地の河川敷や湖沼畔。湿地の芦原。
特に水中からアシが生えている場所を好む。茎の間を移動しながら昆虫を捕食、時にはフライングキャッチも行う。
雄はアシの茎などに体を立てて止まり、盛んに囀って縄張りを宣言する。巣もアシの茎にまたがって葉などをからませて作られている。

大きさ、全長 18p、翼開長 26p



 (撮影2005年07月25日)幼鳥
  (撮影2006年05月14日)

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