(撮影2005年05月14日)
コオバシギ
(チドリ目シギ科)
 シベリア北部、北アメリカ北部、グリーンランドで繁殖し、西ヨーロッパ、アフリカ、中南米、オーストラリアで越冬。
日本には数少ない旅鳥として春と秋に飛来。秋に飛来するものは幼羽が多い。

特徴 顔から腹は赤褐色。真っ直ぐで黒い嘴。太目の体。腰は灰色。足は短く黄緑色。冬羽では上面は灰褐色。下面は白く、胸や脇に灰褐色の斑がある。雌雄同色。

鳴き声 「ヌッ」または「ノッ」

生息場所 干潟、砂浜、埋立地の水溜り。
 旅鳥として春秋に全国各地に飛来するが、数は少ない。一羽〜数羽で干潟や、砂浜、河口などに見られ、オバシギの群れに混じっていることが多い。泥地や浅い水の中を歩き、嘴で探ったり表面をついばんだりして、貝類や甲殻類、ゴカイ類などを食べる。
南方の越冬地では、時に数万羽の群れで密集して行動するという。大陸の繁殖地のツンドラ地帯では主食の昆虫が発生する前には、草の実などの植物質を食べる。

鳴き声、「ノット」(飛翔時)

大きさ、全長 24p、翼開長 59p

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