スズメ(スズメ目ハタオリドリ科)
 ユーラシアの温帯と亜熱帯に広く分布。日本では小笠原諸島を除く全国に分布する。多くは留鳥であるが、その年生まれの鳥には長距離移動をするものがあることが標識調査により確かめられている。

特徴 雌雄同色。頭上は茶褐色。喉は黒い。耳羽に黒斑がある。頬と後頸は白い。背は褐色で、黒い縦班がある。腰から尾は淡褐色。嘴は夏は黒く、冬は基部が淡黄色。幼羽は全体に色が淡く、耳羽の黒斑は小さい。

鳴き声 さえずりは「チュン、チュチュン」。地鳴きは「チュンチュン」「チィー」など。

生息場所 人と暮らす鳥で、例えば山地の集落から人がいなくなると姿を消してしまう。
群れで暮らし、草の実などを食べる。若鳥を中心に集団でねぐらを持つ。繁殖期は昆虫類も食べる。つがいでなわばりを持つが、巣の周囲だけなので、巣が隣接していることも多い。人家の屋根のすき間などに球形の巣をつくる。

大きさ 全長14p、翼開長23p

 (撮影2005年03月16日自宅)
 (撮影2005年11月09日自宅)
嘴の未だ黄色い幼鳥。この後親鳥から餌を貰っていました。
 (撮影2006年05月15日自宅)

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