ホトトギス(カッコウ目カッコウ科)
 中国東部及び南西部、朝鮮半島、マレー半島で繁殖し、インド、バングラデシュ、マレー半島で越冬。
日本では、夏鳥として北海道南部、本州、四国、九州、伊豆諸島に渡来。

特徴 雌雄ほぼ同色。頭部・体上面・胸は青灰色。腹は白く、やや太目の黒い横縞がある。縞と縞の間隔は粗い。尾は黒褐色で、白斑がある。虹彩は暗色。
雌は、稀に赤色型がある。頭部・体上面・胸は赤褐色で黒い横縞がある。

鳴き声、「キョッキョッ、キョッキョッキョッ」(繁殖期)
鳴き声が、「特許許可局」とか、「テッペンカケタカ」と聞きなされることでもよく知られている。

生息場所 山地の林。
カッコウ科の鳥は托卵する習性があり、自分では子育てをしない。
ホトトギスの主な托卵相手はウグイスなので、ウグイスが好む林内のヤブやササが密生している場所には、ホトトギスも見られる。
一羽で行動することが多く、樹上でガの幼虫などの昆虫を捕らえて食べる。

大きさ、全長 28p、翼開長 46p

鳴き声が聞こえたので双眼鏡で探していたら、樹のてっぺんでなにやら白いものが見えたので、よく見ると鳥と判って急いで撮影した。

  (撮影2005年05月26日)
2010年06月14日夕方自宅で撮影

                       (撮影2014年05月29日)

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