(撮影2005年06月21日)
アオバズク
 (フクロウ目フクロウ科)
 インド、ヒマラヤ、東南アジア、中国東部、朝鮮半島、ウスリーに分布。北方のものは冬季は南下する。
日本では、ほぼ全国に分布し、九州以北では夏鳥。南西諸島では留鳥。

特徴 雌雄同色。頭部・体上面は黒褐色。顔盤ははっきりしない。羽角はない。体下面は白く、褐色の粗い縦斑がある。虹彩は黄色。

鳴き声 ホッホー、ホッホー、ホッホー(繁殖期)

生息場所 平地から低山の林。
市街地の社寺林や公園の大木などにも姿をみせる。
夕暮れや日の出の前によく活動し、大型の昆虫やカエル、小型の鳥を捕食。
光に集まる昆虫をねらって、住宅街の街灯の周りを音もなくフワフワと飛び回ったり、電線やテレビのアンテナにとまって鳴いている声が以前は良く聞かれたが、大木や昆虫類の減少と共に、近年その姿を見る機会が少なくなった。

大きさ、全長 29p 翼開長 71p
   
巣・卵
巣は洞穴借用型で樹洞を使うことが多い。石積みや材木積みの隙間などにつくったり、巣箱を利用したりする。内装は運ぶこともあるが、必要としない。卵数は2〜5個。

抱卵・育雛
雌が抱卵し、雛は約25日で孵化する。雄は時々雌に餌を運ぶらしい。抱雛は雌が行う。日中であっても、巣を覗こうとすると営巣地監視中の雄や雌から激しく攻撃される。雛は約28日で巣立つ。






左が親で右が子供
  (撮影2005年07月23日)

 (撮影2005年06月23日)
子供が何しているのと、私の方を覗き込んでいた。(^^♪
  (撮影2005年07月23日)
子供は2羽いた。
  (撮影2005年07月23日)
 (撮影2006年06月07日)
幼鳥(撮影2006年07月17日)

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