コシアカツバメ
(スズメ目ツバメ科)
 北アフリカ西部、ヨーロッパ南部から中央アジア、インド、中国、ウスリー、朝鮮半島で繁殖し、アフリカ西部及び東部、インド、東南アジア南部に渡り越冬する。
日本には、夏鳥として渡来する。北海道でも繁殖例があるが、関東以南に多い。四国及び九州の一部では越冬する。

特徴 雌雄ほぼ同色。頭上・背・上尾筒・尾は光沢のある黒色。眉斑は側頸・腰・下尾筒は赤褐色。下面は白く、黒褐色の細い縦斑がある。尾は長く、深い燕尾。
ツバメのように低空を飛ぶことはあまりなく、羽ばたかずに高い空を飛ぶことが多い。

鳴き声 さえずりは「ジョイジョイジュリ」。地鳴きは、「ジュッ」

生息場所 
人家周辺の開けた場所、農耕地、河原、人家の軒下やビルなどに営巣する。
ツバメより少し遅く飛来する。
巣はとっくりを立てに割って天井に貼り付けたような形をしていて、ツバメの巣を土台に作ることもある。繁殖後も巣をねぐらにに使い、ツバメのように集団ねぐらをつくらない。

大きさ 全長 19p、翼開長 33p

(撮影2005年07月10日自宅)
いずれもコシアカヅバメの幼鳥。

画像一番右が親鳥です。
餌を与えようとしているところです。
親はすらっとしていますが、子供たちはふっくらとしています。

(撮影2005年07月10日自宅)
(撮影2007年08月26日自宅)

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