(撮影2005年08月29日)
セッカ(スズメ目ウグイス科)
 ヨーロッパ南部、アフリカ北部と中部及び南部、インド、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ジャワ、中国南東部、台湾、フィリッピン、ニューギニア南部、オーストラリア北部に分布。北方のものは冬に南下する。
日本では、本州以南てせ繁殖し、多雪地や本州北部のものは冬季に南下する。
特徴 雌雄ほぼ同色。上面は黄褐色で、黒褐色の縦斑がある。頭上は黒褐色。下面は淡褐色で、脇は黄褐色味がある。尾は暗褐色でやや長く、中央1対以外は尾羽は先端が灰白色。
冬羽の頭上は黄褐色で、黒褐色の縦斑がある。
繁殖期の雄は会合線と口角が黒い。
鳴き声、「ヒッヒッ、ジャッジャッ」
生息場所 平地から山地の草原、アシ原。農耕地。
河原の水田など背の低いイネ科植物の草原に主に生息し、草むらの中をすばやく移動して葉にいる昆虫を捕らえる。繁殖期は雄はヒッヒッと鳴きながら草むらから飛び出し、ジャッジャッと鳴きながら下りて来る囀り飛翔を繰り返し縄張りを守る。枝や電線上に止まって鳴くこともある。
雄はイネ科植物の葉をクモの糸でつなぎ合わせた巣を作り、雌を呼び寄せる。
大きさ、全長 13p、翼開長 16p

 (撮影2007年11月13日)
(撮影2008年10月07日)

(撮影2013年05月23日)

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