ホウロクシギ(チドリ目シギ科) シベリア東北部、中国東北部で繁殖し、フィリッピン、ニューギニア、オーストラリアで越冬。 日本では、旅鳥として春と秋に見られる。 特徴 雌雄同色。大きくて下に湾曲した長い嘴。長さは頭長の3倍くらい。全体が淡褐色。腰が淡褐色。翼下面には黒褐色の斑が全体にあり、白く見えない。尾は淡褐色で黒い横縞がある。 鳴き声、「ホイーン」(大きな声で) 「ホーイ」(地上で) 生息場所 広い干潟。 旅鳥として全国に普通に飛来するが近年は減少傾向。まれに越冬するものもいる。 生息環境はダイシャクシギと略同じで、混群をつくることも多い。習性も似ており、ゆっくりした羽ばたきで飛び、旋回しながら降りる。 また、大股でゆっくり歩き、嘴を泥の中に入れて主に蟹などを捕らえるが、その際、蟹の足をくわえて振り回し、足をもいで胴体だけを食べる。 大きさ、全長 62p、翼開長 100p 逆光の中で蟹を採餌する幼羽。 (撮影2005年09月11日) |
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(撮影2005年09月20日) |
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