オオソリハシギ(チドリ目シギ科)
 ユーラシア北部、アラスカ西部で繁殖し、ヨーロッパ、アフリカ、、中東、東南アジア、オセアニアの沿岸部で越冬。
日本には、旅鳥として春と秋に渡来。

特徴 長くて上に反った嘴。基部はピンク色。足は長くて黒い。腰と尾は白く、黒褐色の斑がある。顔から腹は赤食褐色。上面に黒褐色の軸斑と、白と赤褐色の斑がある。
冬羽では上面は灰褐色で、黒褐色の軸斑があり、下面は灰白色。
雌は、雄より赤味がなく、嘴や足が長い。

鳴き声 ケッ、ケッ。クェー、クェー。

生息場所 干潟、埋立地の水溜り。内陸の湿地に入ることは少ない。
泥地や浅い水の中を歩きながら、頭を水中に入れて反り返ったくちばしで探したり、垂直に上下させたり、左右に動かしたりして採食。ゴカイ類や甲殻類、貝類、昆虫、小魚などを食べる。雌の方が雄より体が大きく、くちばしも長い。動作はゆっくりしている。

大きさ 全長 41p、翼開長 73p

  (撮影2005年10月06日)
♂は夏羽
  (撮影2006年05月14日)

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