ソリハシシギ(チドリ目シギ科)
 ユーラシア北部で繁殖し、アフリカ、中東、インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部で越冬。
日本には、旅鳥として春と秋に渡来。

特徴 雌雄同色。長くて上に反った嘴。足はオレンジ色で短い。胸から腹は白い。飛翔時、次列風切先端に白帯が出る。額が出っ張って見える。白い眉斑は眼の前までしかない。

鳴き声 ピッピッピッ、ピリピリッ(笛のような声)


生息場所 干潟、砂浜、埋立地、の水溜り、内陸部の湿地に入ることは少ない。
数羽から十数羽の小群でいることが多く、砂泥地の浅い水の中を活発に動き回って昆虫や甲殻類などの動物質を食べる。採食法は多様で、上に反り返ったくちばしを探るように使うことが多いが、表面をついばんだり、水面で斜めにして走りながらカニを追ったりもする。くちばしの触覚とともに、視覚にもかなり頼っているらしい。

大きさ 全長 23p、翼開長 44p

  (撮影2005年10月06日)
  (撮影2007年08月14日)

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