(撮影2005年11月24日)
クロサギ(コウノトリ目サギ科)
 東アジア、東南アジア、オーストリア、ミクロネシアに分布。
日本では太平洋側では房総半島以西。日本海側では男鹿半島以南で繁殖。北海道でも記録はある。白色型は南西諸島以南で見られる。

特徴 黒色型は全身がすすけた黒色。後頭に房状の短い冠羽がある。嘴はやや太めで長い。色は個体差があり、褐色、緑褐色、黄色など。足はシラサギ属の中では短く、飛翔時に尾の先から趾は出るが蹠はほとんど出ない。南西諸島では全身白色の白色型や、白色の地に黒い羽毛が所々に入った中間型も見られる。

鳴き声 ほとんど鳴かないが「グアッ」。

生息場所 岩礁海岸、さんご礁海岸。
本州以南の海岸で見られる留鳥だが個体数は少ない。岩の多い海岸で、単独もしくはつがいで生活しており、水際を歩きながら魚やカニなどの食物を探す。
また、海上に出て生簀の魚をとることもある。
繁殖地を離れた個体は、干潟や海岸に近い水田などでまれに見られる。

大きさ 全長 63p、翼開長 101p

(撮影2006年10月20日)
 (撮影2008年02月18日)

(撮影2008年10月21日)

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