マガモ(カモ目カモ科)
 ユーラシア大陸およびきたアメリカ大陸の寒帯・温帯に広く分布。北部のものは南下して越冬。日本では北海道から南西諸島まで広く見られる。
アヒルの原種として知られている淡水ガモ。

特徴 頭は暗緑色。光によっては青紫色にも見える。頸に細い白の輪。胸は茶色。黄緑色の嘴。濃いオレンジ色の足。次列風切上面は青色の翼鏡があり、その上下に白線がある。尾は白く、中央尾羽のみ黒くて上に巻き上がる。
雌は、全身が褐色で。黒褐色の斑がある。嘴はオレンジ色で上部は黒い。
雄エクリプスは雌に似るが、嘴は黄緑色。

鳴き声 「グァー、クワックワッ」または「グェグェ」と鳴く

生息場所 湖沼・河川・海岸。
日中は群れて休んでいることが多い。夕方になると水田や浅い水辺に飛び立ち、地面や水面で草の実や水草などを食べる。水底の植物を逆立ちして食べることもあるが、淡水ガモ類なので、全身で潜ることはほとんどない。
他種と同様、越冬地でつがいになる。
見られる時期 一年中

大きさ 全長雄61p、雌53p、      翼開長 85〜99p
(撮影2007年01月11日)
♂エクリプス
夏羽から換羽した後の羽。(冬羽)

(撮影2005年07月25日)
♂エクリプス

(撮影2005年10月04日)

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