マガン(カモ目カモ科) ユーラシアと北アメリカ及びグリーンランドの極北部で繁殖し、ヨーロッパ中部、中国、朝鮮半島、北アメリカ中部及び南部に渡って越冬。 日本では、亜種マガンが北海道を通過して本州で越冬する他、体が大きく羽色がより濃い亜種オオマガンが稀に記録される。 特 徴 全身が暗褐色。下面はやや淡い。嘴の基部周辺は白い。嘴はピンク色。稀にオレンジ色のこともある。足はオレンジ色。腹には黒斑がある。雌雄同色。 幼鳥は嘴基部周辺の白色部と腹の黒斑がない。 鳴き声 カハン、カハン(飛びながら) 生息場所 湖沼、農耕地。 北海道から九州北部に飛来する冬鳥。宮城県伊豆沼が主な生息地で、石川県の片野鴨池や、佐渡島、琵琶湖、中湖、宍道湖などにも飛来、渡りの時期には北海道でも見られる。 夜間は安全な池や沼で休み、早朝に広い水田地帯などに隊列を組んで群れで飛来する。 主に植物食で、地上ではイネの穂をついばむ。麦の葉をむしるなどの方法で、また水面では水草を、首を水中ににいれたり、時に逆立ちして採食する。 ガン類やハクチョウ類は、雌雄同色でつがいの結びつきが強く、一方が死ぬまで連れ添う。 大きさ 全長 72p 翼開長 138p (撮影2005年10月12日) |
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(撮影2010年02月07日 |
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