カワガラス(スズメ目カワガラス科)
 アフガニスタン、トルキスタンからヒマラヤ、インドシナ北部、中国、台湾、朝鮮半島、ウスリー、サハリン、千島カムチャッカに分布。
日本では、留鳥として屋久島以北に分布。

特徴 雌雄同色。全身黒褐色のずんぐりした体。尾はやや短め。足は黒褐色で、前面は銀灰色。
まぶたが白いのでまばたきするたびに目が白色になる。だが幼鳥は全身が白斑で覆われている。
水の中を歩いたり泳ぐのはカワガラスの特有の行動。

鳴き声 
 地鳴き ビッビッ。
 囀り チーチージュビチリリなど

生息場所 平地から亜高山の石や岩の多い渓流。
渓流でカゲロウの幼虫など、水生昆虫を捕食するため、流れの早い川底を歩いたり、水中に潜るのが上手い。水面から出ている岩に止まって、尾をビクッビクッと動かし、翼をパッパッと半開きにする姿や、川の流れに沿って一直線に飛んでいく姿を良く見かける。
暖かい地方では冬から繁殖に入り、滝の裏や堰堤のすき間などに、大量の水ゴケを集めてドーム形の巣を作る。

全長 22p、翼開長 32p

   (撮影2005年10月16日)
 
      (撮影2012年04月09日)


       (撮影2014年04月16日) 

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