ミヤコドリ(チドリ目ミヤコドリ科)
 ヨッロッパ、カムチャッカ半島、東アジア北部で繁殖し、アフリカ、中東、南アジア、中国南部で越冬。
日本では、数の少ない冬鳥として北海道から南西諸島まで記録がある。九州北部や東京湾では毎年飛来する場所もある。

特徴 頭、胸、体上面は黒い。腹から下尾筒は白い。赤くて長い嘴。飛翔時翼上面に太い白帯があり、腰と尾の白、尾の先端の黒が目立つ。ピンク色の趾は3本。雌雄同色。
幼鳥は、背及び翼の黒色部は褐色味がかかり、嘴の先端が黒い。

鳴き声 「ピッ、ピ」と2声鳴く。「ピリーッ」又は「キュピー」と伸ばして鳴くこともある。

生息場所 干潟、岩礁海岸、砂浜。
小動物や、とくに貝類を好んで食べる。縦に平たいくちばしをもっており、これが二枚貝の殻の間に差し込んでこじあけたり、岩に張り付いている貝をはがすのに都合よく働き、カニなどを叩いて殺して食べることもある。

全長 45p、翼開長 86p
 (撮影2005年11月04日)
  (撮影2005年10月30日)
(撮影2009年02月02日)

(撮影2019年10月16日)

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