(撮影2005年11月07日)
ズグロカモ(チドリ目カモメ科)
 中国東部とモンゴルで繁殖し、中国南部、台湾、韓国、ベトナム北部で越冬。
日本では、冬鳥として飛来。九州や沖縄では良く見られるが、他では少ない。

特徴 頭部は黒く眼の周囲には白斑がある。体上面は淡青灰色。太くて、短い黒の嘴。暗赤色の足。静止時、翼先端に白と黒の斑がある。飛翔時、翼上面は初列風切に大きな黒斑がある。冬羽では頭も白くなり、頬と頭頂に黒斑がある。

鳴き声 キィッ、キィッ。

生息場所 干潟、河口。
本種は、中国や日本などアジアの生息数は2000〜3000羽といわれ、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(絶滅の危機にある生物のリストに掲載されている。北九州においては1976年12月に2羽かせ曽根海岸で観察され、その後渡来数が増加し、94年2月の調査では220羽が記録されている。

大きさ 全長 29〜32p、
     翼開長87〜91p。

 (撮影2005年12月01日)
   (撮影2005年12月19日)

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