ヒノキバヤドリギ<檜葉寄生木> ヤドリギ科 ヒノキバヤドリギ属
ヒサカキ(ツバキ科)、ツバキ(ツバキ科)、モチノキ(モチノキ科)、モクセイ科などの常緑樹に寄生する常緑小低木。高さ20cm程度。茎は扁平で節が多く、ヒノキを連想させる。葉は退化し、節のところに鱗片状に対生する。春~夏に直径1mm程度の小さな花をつける。実は黄色に熟す。ヤドリギは鳥に実を食べさせて繁殖するのに対し、本種は、実がはじけて繁殖するため、同じ木に何本も寄生する。アリが関与するとも言われる。雌雄同株。
分布 本州(関東以西)~九州
花期 4-8月

 (撮影・・・2023.03.27)