タンナサワフタギ (耽羅沢蓋木)  (ハイノキ科ハイノキ属)
山地に生え高さ3〜5mになる。樹皮は灰褐色で薄くはがれる。葉は互生し、長さ5〜9pの広倒卵形または倒卵形。先端は尾状にとがり、縁に荒くて鋭い鋸葉がある。6月頃、本年枝の先に円錐花序を出して、白い花を多数つける。花冠は直径6〜7oで5深裂する。雄しべは多数。雌しべは1個。
果実は長さ6〜7oのゆがんだ熟すると黒くなる。
福智山地では標高700m以上に分布している。  (2004/05/27撮影)

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