仰烏帽子山(1301.8m)登山(2017年02月7日)

 仰烏帽子山は、山江・相良・五木の三村にまたがり、地元の人は「のけぼし」と呼び親まれています。
市房山、白髪岳とこの山を球磨三山と呼び、早春には足元に可憐なフクジュソウの花が咲き、九州でも有数な福寿草の名所で、登山口までのアプローチも良く、手軽に福寿草も見れる山として多くの人が訪れる所です。
 以前にも何度か登ったことがありますが、山行レポートをアップしていませんでしたので、今回久し振りに出かけたので簡単にレポートをアップします。
 過去に登ったのは第1登山口の元井谷経由でしたが、数年前の豪雨被害により登山道が荒れているとのことで、今回は第2登山口から歩くことにしました。
アプローチ
八幡IC−(九州自動車道)−松橋IC(国道3号線) → (八代郡)宮原町交差点左折 → 県道443号線 → 東陽郵便局の先にある四差路を直進して、25号線(宮原五木線)の大通峠を越えて五木方面へ → 元井谷集落の元井谷橋を渡り、林道を標識に従って登山口へ向かう。
概念図
今回歩いたコースの断面図断面図
参考コースタイム
第2登山口9.02→9.10登り詰め地点→9.31群落地分岐→フクジュソウ鑑賞10.14仏石下広場10.22→10.31仏石・仰烏帽子山分岐→10.47風穴→11.00展望台分岐→11.14仰烏帽子山11.41→11.52展望台分岐→12.03風穴→12.16仏石・仰烏帽子山分岐12.35→フクジュソウ鑑賞→分岐→13.36第2登山口 
県道25号線から登山口に向かう元井谷橋。

この橋を渡って画像の突き当りの道を右へ車を走らせる。
第2登山口駐車場。
駐車場は大変立派で広い。

簡易トイレが2つ設置してある。 
駐車場からは展望が開けています。

画像は市房山方面。
第2登山口の様子。
登山口から植林帯の中の坂を登って行く。
坂がなだらかになり、植林から自然林が混じる。
第2登山口に向かう途中 、元井谷登山口横を車で通過しましたが、相当荒れるているのが見えました。
途中、そこから登ってきた方出会いましたが、荒れているしフクジュソウも流されたのか?見れなかったとのことでした。
なだらかな自然林の坂を下り、前方に仏石に至る山が左に見える。

これから登る仰烏帽子山も遠くに山頂がみえていた。
更に進むと登山道は分岐する。

2つの道標があり、左は「福寿草」、右は「山頂へ」とありここでは左へ進みました。
出かける前に五木村のHPで、次の様な情報を得て出かけました。

2月1日現在、仰烏帽子山では福寿草の開花も見られております。
また先日からの登山口までの道路(元井谷橋〜第2登山口駐車場)の雪も解け、現在通常通り通れます。通行に当たっては落石等に十分注意してください。
また急な天候の変化に備えて、スタッドレス、チェーン等の準備もよろしくお願いします。


群生地に入って、最初のうちは未だ早かった???のではと思いながら進んでいくと、開花している花が見られるようになりました。
    \(^o^)/

もう少しすると更に群生すると思われますが、すでに福寿草は画像のようにきれいに開いています。

人出が多くなると、写真を撮影するのも順番待ちという状況となると思われますので、ゆっくり見るならこの時期の方が良いのではと思われました。

フクジュソウはお天気が良くないと輝く様な花は見られないので、良い日に登れて満足の1日でした。
仏石のそびえる岩峰です。
帰途に、ひとすじがフクジュソウの撮影をしているとき、山ふたすじが岩峰に登ってヤッホーと手を振っていました。(*^_^*) 
鎖つきの岩場を登っていきます。
元井谷、山頂、仏石との分岐点。
画像中央の風穴に手を向けると、中から生ぬるい風が出ているのを感じました。
展望台への分岐点。
山頂です。展望は開けています。
上の画像の奥が市房山。

下の奥が白髪岳です。


下山は同じコースを通り、フクジュソウを楽しみました。


第2登山口からの歩きは元井谷コースに比べてなだらかでラクチンでした。