山口県周南市鹿野の莇ケ岳と弟見山は山口県と島根県の境の西中国山地に位置する。この山域はカタクリの山としても有名だそうです。 莇ケ岳(あざみがたけ)と弟見山(おととみやま)は、互いに見合っている姿から兄弟の山とされている。莇ケ岳は石鎚修験の信仰の山で、山頂直下には修行の場としてスリル満点の3つの鎖場がある。 行動時間 林道終点駐車場7:36⇒8:43莇ヶ岳9:01⇒983ピーク 9:41⇒展望地10:17⇒10:25弟見山10:48⇒ 10:53展望地10:56⇒983ピーク11:29⇒ブナ尾根分岐12:16⇒分岐12:53⇒13:24駐車場 久しぶりのササユリ見物でしたが、天候にも恵まれ最盛期のササユリにもたっぷりとお目にかかれて良い山行ができました。 |
今回歩いたコースの断面図です。 |
目的地の駐車場をカーナビに設定して出発。中国自動車道の鹿野インターで下りて、国道315号線を北に進んでいると左側にこの標識が見えました。 | |
しかし、カーナビはまだ直進を表示しています。 通り過ぎてしまったのですが、直ぐに引き返して少し手前にあった地元農産物の販売所まで戻り、そこで、尋ねたら、やはりそこから右折するのが正しいということでした。 カーナビが表示している道からも行ける様ですが・・・。 農産物の販売所にはトイレ等の設備もあります。 |
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改めて出発し莇ヶ岳登山口の道標に従い右に入りました。 この画像は上の画像の右側にあります。 |
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途中に石鎚神社が左手にあります。 | |
さらに進み2km先の林道終点に駐車場がありました。すでに1台の車が止まっていて出発準備をされていました。 ここには左の様な看板が建ててあります。 |
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私たちも熊よけの鈴をザックに付けて直ちに歩き始めました。 | |
歩き始めて暫くしてイチヤクソウが咲いているのを見つけました。 | |
さらに高度を上げていくと名物の鎖場の標識がありました。 一の鎖場は少し下に戻っところにあるそうです。上から覗いてみると結構な斜度の様で下は見えません。 わざわざ下に降りることもなくそのまま進みました。 |
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ここの鎖場は、四国の石鎚山の鎖場を模して作ってあるそうです。 石鎚山の鎖は靴先を入れて足がかりを得られましたが、ここは岩肌の足ががりを見つけて、鎖を頼りに上っていく必要があります。 左の画像は二の鎖場の様子です。 まだ時間も早く岩に湿り気もあり、ザックを担いだままでは無理と判断してパスして三の鎖に向かいました。 |
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最初から巻道を選んでいないので三の鎖は、ここを通らないと頂上に行けないので、頑張って上って行きました。 最後のほうでは左手にエスケープ出来るところがあります。 上を見ると結構な斜度の岩壁なのでエスケープルートを選びました。 三の鎖の途中から下を見下ろすとこんな感じです。 |
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三の鎖の途中からの展望です。 | |
莇ヶ岳の山頂です。 | |
最初に見たササユリ | |
蕾もありました。帰りに見ると蕾も開花が進んで開いているものもありました。 | |
この山地では白いものが多いようです。 これは少し赤みを帯びています。 |
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白いもの。 縦走路沿いでは以前は笹竹が茂っていたようですが、今では刈り取られて歩きやすくなっています。 笹竹を刈り取った後からササユリが目立つようになったと途中で出会った地元の方が仰っていました。 |
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盗掘をする不届き者がいるようですが、とっていいのは写真だけです。 いつまでもきれいな姿を見せてほしいものです。 |
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莇ヶ岳山頂近くには地元の山の会の小さな避難小屋がありました。 | |
弟見山への縦走路はブナの木等の自然林がきれいでした。 しかし結構アップダウンがあり長い道のりです。 |
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途中で見かけたヤマボウシです。 | |
弟見山の少し手前の展望地から振り返って見た莇ヶ岳方面です。 | |
弟見山の山頂です。ここからの展望はありません。 ここで早い昼食をとりました。 |
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コアジサイ | |
左の画像の木の幹に3本の熊の爪痕があります。 | |
ブナ尾根から見える莇ヶ岳方面です。 莇ヶ岳にお別れをして下山を急ぎました。 |
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下山すると駐車場には10数台の車が駐車していました。 画像は途中の林道で見かけたサワギクです。 |